今年もあと僅かとなり、年が明ければ、まもなく阪神・淡路大震災から十二年目の日を迎えます。
 先日、復興住宅でうかがった十二年目の現実は、本当に厳しいものがあります。
 一人暮らしのお年寄りが多く、孤独死が引き続いて相次ぎ、みなさん口々に「みんな黙って一人で死んでいく」、「三日間気づかれなかった人もいる」、「白骨化した遺体で発見された人も」と語られました。
 生活苦からサラ金に手を出してしまう人もおり、「ヤクザ風の男が取り立てに来て大声でわめいていた」、「扉や家の中を土足でむちゃくちゃに汚されたところもある」、「夜逃げ同然に出て行く人も」など、深刻です。
 また、「高校生になる孫が、震災以後、部屋中の電気をつけないと不安で仕方がないという」、「お風呂で目をつぶってシャンプーができなくなった子がいる」など、当時まだ幼児だった若者にも、心の傷がなお癒えない現実があります。
 十二年が経過する中で高齢化がすすみ、とりわけ医療や財政面、生活の細かなところまで暮らしの支えが必要です。また、家賃減免の期限がくることや災害援護資金の返済などについて、実情をふまえた対応を政府におこなわせることも重要です。
 私も被災者、震災問題は原点です。解決のためにも参院選でぜひ勝たなければとの思いです。