来年(07年)の参院選(兵庫選挙区)で大沢辰美さんの議席の奪還めざし、奮闘する日本共産党の堀内照文さん。歩みや人柄、活躍を紹介します(中)。(06年12月24日付「しんぶん赤旗」関西版掲載記事を転載)
 「仕事がないのは自分のせいではありません。将来ある若い世代が未来に希望が持てない。こんな日本でいいはずないではありませんか」
 街頭での訴えに、力がこもります。
 1972年、大阪市住吉区生まれ。高校一年生で民主青年同盟に加盟し、今日まで青年運動に打ちこんできました。


●昼休み短縮を阻止

 高校では平和運動に参加。進学した神戸大学では、一年生で教養部学生自治会の委員長に選ばれ、文学部に進学後も自治会委員長をつとめます。大学一年の5月に日本共産党に入党しました。
 大きなたたかいになったのが、92年の教養部廃止の問題です。大学側は、教養部廃止とともに、昼休みを半分にすることまで考えていました。堀内さんらはこの計画をビラなどで徹底して学生に知らせました。学生の大きな反対世論が起き、昼休み短縮は撤回させました。
 神大文学部で一年上の津田圭一さん(35歳)=法律事務所勤務=は、「彼は押しの強いリーダーというタイプでなく、まわりが彼の誠実さを信頼してついていくという感じでした。何事も一生懸命でよく勉強して、親切。女子学生に人気がありました」とふり返ります。
 阪神・淡路大震災の年の95年から日本共産党兵庫県委員会に勤務。青年学生部の任に就き、民青同盟や学生党支部を援助しながら、平和運動や就職難打開などの運動を一緒にすすめます。「展望ある生き方をともに」と、多くの青年と人生や未来を語り合ってきました。


●雇用に正面からに

 そんな堀内さんに、青年からよく相談が寄せられます。
 「九条の会青年兵庫」代表の井澤美穂さん(31歳)は、昨年(05年)8月、原水禁世界大会からの帰りの船で、居合わせた堀内さんと4時間話しました。
 「一緒に活動している彼と結婚を考えていましたが、頼りなくみえるときもあって、結婚しようか悩んでいた」といいます。「堀内さんは、『結婚相手は、こうあってほしいとか自分が求めるだけでなくて、一緒に高め合っていける関係であることが大事では』と。すごく楽になりました。よく勉強していて、何でも話せて居心地のいい彼のよさを気づかされたようでした」。そしてゴールイン。「この人でよかったなぁと思っています。堀内さんには本当に感謝しています」
青年雇用アンケートへの協力をよびかける堀内さん(左)=神戸市三宮
 いま、青年の非正規雇用が大問題になっています。堀内さんはこの問題に正面からとりくんできました。青年雇用アンケートを集める先頭に立ち、解決のための提言を作成。社会的批判を受けている「偽装請負」でも、松下プラズマ尼崎工場などの問題を追及。「人間らしく働けるルールの確立で、青年が安心できる雇用と労働条件を」。青年の代表、堀内さんが走ります。(つづく)