兵庫県への要請
 今日は、神戸電鉄粟生線の問題で兵庫県と神戸市へ要望にいきました。
 ちょうど、この日、神戸新聞に「神鉄粟生線活性化協議会 県が負担金予算付けず 事業縮小は必至」との報道が。タイムリーな申し入れとなりました。
 星原さちよ、新町みちよ両県議、南原とみひろ、金沢はるみ両神戸市議、大まゆ均三木市議、鈴垣元小野市議、森ひろし北区県政対策委員長、松本勝雄西区県政対策委員長、花房ふみこ西区市政対策委員長、板東しょうご三木市政対策委員長らとともに。
 同線は、神戸電鉄が昨年末、廃止も含めて今年度中に判断するとの新聞報道がされたことで地元では大変な衝撃と不安が広がっています。
 三木、小野、神戸の3市が中心となって「粟生線活性化協議会」をつくり、国の補助も受けて、3カ年の事業を2010年度からはじめていた矢先、活性化事業の認可をしていた国が補助の打ち切りを決定したのです。


 同線は、利用者が減ったとはいえ、いまなお通勤・通学をはじめ700万人近くの利用者があり、万が一廃線となった場合、バスなどの代替機関ではとても振り返られない規模です。マイカー利用などが広がって交通渋滞も懸念されます。
 また、三木、小野両市内の県立高校に通う生徒だけでも3000人(西脇方面や神戸市方面への通学を含めればそれ以上になります)。神戸市内では小学生も通学手段として利用しています。


 神戸電鉄は急しゅんな六甲山系へ線路が走るため、すべての車両にモーターが必要であることなど特殊な車両や、線路の維持のための特別の努力が必要な、全国的にもまれにみる路線です。
 しかし、そうした路線のおかげで、裏六甲の北区や西区北部、そして三木市などの北播方面と神戸市中心部との経済的、社会的なむすびつきがつくり、保てたのではないでしょうか。


 兵庫県も神戸市も、「通勤・通学の足など重要な生活路線だと認識している」(県)、「大事な路線だ。この点は三木、小野両市と共通している」(神戸市)との回答でした。


 兵庫県とのやりとりのなかで、活性化協議会に出されている国の補助について、打ち切りが決まりましたが、次年度については経過措置で出されるということが明らかにされました。3年目については分らないということです。後日、国にも要請にいくので、この点はさらに詰めたいと思います。


 活性化協議会には兵庫県もオブザーバー参加しています。新聞報道によれば、2010年度185万円、2011年度には2330万円の県の負担を予定していましたが、県は予算をつけていません。
 私は、県の担当者が「特段の事情がない限り、県が負担するのは制度設計上困難」としているとの新聞報道も引き、上記に述べたような神戸電鉄の特殊性、また役割なども指摘して、「特段の事情」にあたるのではないか、他府県では活性化協議会に財政支出している例(京都)もあり、兵庫県も支援の強化をと訴えました。