今日は一日淡路島へ。緑、西淡、洲本、津名、東浦で計6回の街頭宣伝と、JAあわじ島、仮屋漁協でそれぞれ組合長さんらと懇談させていただきました。夜は、洲本で入党懇談会。
 JAあわじ島では、倉本満之組合長らが応対してくれました。
 野田首相がTPPへの参加を表明した直後でしたので、当然その話題に。組合長は「TPPはこれからですよ。参加撤回にむけてがんばる」と力強く表明。
 「競争力、大規模化というが、農業は農産物をつくっているだけではない。ほ場を整備し、水を管理する。そのためには雑草を刈るなど、こまごまと手を入れなければならない。大規模化にして多数の農家を切り捨てたら、いったい誰がそれを管理するのか」、「所得補償もはじまったけど、稲作をしているからこそ、たまねぎのための土作りも可能。だから水稲も重要。そういうところを分かってもらわないと」など、改めて教えられる点が多々ありました。なかでも、私自身、あらためて驚いたのは、管内である南あわじ市全域でつくっているたまねぎは、1500ヘクタールを3000人の生産者でつくっているというのですが、1500ヘクタールといえば、TPP参加すれば競争相手となるオーストラリアの一戸あたりの平均耕地面積が3000ヘクタールですから、たった一つの経営体が耕作している面積です。これではそもそも国際競争力といっても勝負にならないと実感しました。山あいに田畑を切り開くなど、国土の条件の違いは、どう逆立ちしても変えられるものではありませんから、関税をゼロにして同じ条件で国際競争力をというのは、あまりにも乱暴な議論です。あらためてTPP参加には道理がないと実感です。

 仮屋漁協では、岡田光司組合長と、相田晃男参事が応対してくれました。
 冒頭に組合長から「首相は、国益に背くなら途中で離脱するといっているが、そんなことできるんでしょうか」と。もちろん、関税をゼロに、非関税障壁も取り除くというのがTPPの大原則であり、最初から条件をつけようとしたカナダがそっぽを向かれたように、できるものではないこと、これから関係国との協議がおこなわれれば、一つひとつ問題点が明らかになるので、世論に訴え、共同を広げて、参加撤回をさせるまでがんばることが大事だと思うとお話すると、「そうですね」と、燃油の高騰など漁師の窮状をお話いただきました。

 今からでも遅くはありません。TPP参加撤回を求めて大いに共同を広げようと勇気ももらった一日でした。