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 25日から3日間、沖縄で開催されていた日本平和大会に参加していました。
 今回の平和大会は、普天間基地撤去、辺野古移設反対、高江ヘリパッド建設反対問題、八重山教科書問題、与那国島はじめ南西諸島への自衛隊配備計画の阻止、米軍属犯罪に対する裁判権の問題解決…と、沖縄の矛盾、諸課題が集中するなかで開催され、全国から1000人が、また海外からは、グアム、マーシャル、フィリピン、韓国、米国(ハワイ)などから代表がつどい、運動とたたかいが交流され、これからのたたかいの前進へ大きな力となる成功をおさめたと思います。

 米兵犯罪をめぐっては、成人式に出席のため帰省中に、「公務中」の米兵が犯した交通事故によって命を奪われた與儀功貴さんの事件について、報告がありました。
 「公務中」であれば裁判権もない不公平・不条理な現状に、遺族をはじめ、支援の方々が立ち上がり、検察審査会が「起訴相当」と審査し、日米両政府を動かして、ちょうど25日に起訴が決まったばかりでした。
 起訴されたことは、大きな一歩です。しかし、それはあくまで、米軍の“厚意”による「運用改善」にすぎません。また同様の事故がおこっても、今回のような運用がなされなければ、今までどおりなわけで、なんら解決していません。地位協定の見直しがどうしても必要です。

 この開会集会には、基地のある宜野湾市副市長がメッセージをよせ、昨年の沖縄県知事選で大健闘した伊波洋一・前宜野湾市長が来賓として参加し、あいさつをしました。
 日本共産党の笠井あきら衆院議員もあいさつしました。

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 二日目、朝には、玄葉大臣が、知事と会談をするとのことで、県庁前の抗議行動にも参加しました。小手先の「改善」をもって、普天間基地を辺野古に移設する計画を推進させようという意図が見えみえで本当に許せません。写真は、古堅実吉元衆院議員と、赤嶺政賢衆院議員、尼崎の庄本えつ子さん。

 この二日目の分科会は八重山教科書問題へ。
 この夏に八重山へ家族旅行をしたときは、まさにこの問題が激しく揺れ動いた時期でした。この問題の詳しい経過は以前にここで紹介しました。報告者は、「子どものための教科書を考える保護者の会」から、夏の旅行の際にもお電話で少しお話させていただいた藤井幸子さん。歴代の教育委員長などを務められた方々がそろって共同代表となるなど、日ごろの運動の蓄積の上に、いち早く住民組織を立ち上げたことや、教科書の中身そのものを学ぶ活動を広げて、育鵬社版教科書に反対する大きな世論を生み出していることなど、現地のリアルな報告からは学ぶべき点は大でした。まだまだ予断を許しませんが、9月8日の教育委員全員による協議会で、育鵬社版を不採択にし、東京書籍を採択したことの正当性は明らかです。11月末で一つの節目を迎えますが、できる支援をしていきたいと思います。
 ちなみにこの日の昼は、大東そばと大東すし。沖縄本島から東へ約340キロにある太平洋上の大東諸島。北大東島、南大東島などからなる島じまです。その南大東島名物のそばと、鰆のヅケがのったお寿司です。一度食べてみたかったのです。分科会の会場が近くてヨカッタ。
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 最終日の閉会集会は、おもろまちにある新都心公園が会場。実は、このおもろまち全体が、かつては米軍基地だったのです。その土地が返還され、公園(テニスコートやスケートボードができる施設などもありました)はもちろん、住宅、ショッピングセンター、博物館、学校などさまざまな施設ができ、かつての100倍をこす雇用も生まれているといいます。沖縄の発展、振興にはやはり米軍基地を撤去するしかないと改めて思いました。
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 この集会には、稲嶺進・名護市長があいさつをおこないました。「昨年1月の名護市長選以来、沖縄は変わった。県内移設は許さないとの世論は揺るがないものになった」「選挙で訴えた、辺野古の海にも、陸にも新基地建設はノーというスタンスは変わっていない」「大臣が次々沖縄入りしているが、公開の場で堂々と私たちの立場を訴えたい」との力強いあいさつに、たたかいによって歴史をつくってきたことへの深い感動を覚え、大変、勇気をもらいました。

 兵庫代表団の夕食の手配など、地元の渡久地修県議には大変お世話になり、またお付き合いもいただきました。歌・三線の聴けるいいお店にも連れて行ってもらい、私も弾くはめに…。楽しい時間をありがとうございました。
 またカンパにご協力をいただき、私を送り出してくださったみなさんにもこの場をお借りしてお礼申し上げます。