古谷稲美町長と懇談
 今日までの3日間、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町(兵庫10区内)へ。
 首長や商工会議所などを訪問し、消費税大増税ストップ! 社会保障充実、財政危機打開の提言をもって懇談をしたり、街頭宣伝にとりくみました。
 加古川では、市議団の岸本たてきさん、井上つなおさん、高木えりさんに同行していただき、稲美では大路恒町議、宮本照夫元町議に同席いただきました。
 写真は、稲美町長との懇談。
 加古川では、名生陽彦市秘書室長と懇談し、市長あてに提言をお渡ししました。
 先方からは、
 「市民の一番の不安は社会保障がどうなるかということ」
 「子どもに借金のツケが回る形に。債務を減らしていく道筋を」
 との意見が出されました。

 私からは、社会保障の再生、充実で将来不安をなくしてこそ、お金が消費にまわること、同時に、今の経済・財政の規模の枠内では限界があり、正規雇用の拡大や賃上げなど経済改革による内需拡大と経済成長をはかってこそ、財政基盤も強くなるし、対GDP比での債務も減っていくとお話。

 「税を支払うことは社会保障の対価」「少子・高齢化で経済はしぼむばかり。所得税では限界がある」など、意見の違いはありましたが、私が「野田首相がすすめようとしている消費税の増税と社会保障の改悪では、内需を冷え込ませ、まさに経済はしぼむばかり。消費税に頼らない財源づくりによる社会保障の立て直しと経済改革との両面で、経済の好循環をというのが提言の立場です」とお話すると「お願いします」と。

 加古川商工会議所では大松真秀事務局長と懇談。
 消費税増税の影響をお聞きすると、「この間、確定申告のお手伝いをしてきましたが、うちは大半が中小零細。当然影響はあります。転嫁できない、値上げできないというところがほとんどでしょう」とこたえるとともに、「本当に増税が必要かどうかきちんと説明されていない。選挙の時にあれほど財源はあると宣伝してきたのはいったい何だったのかと思う」とも。

 私からは、八ツ場ダムは建設、原発も莫大な推進予算をかけるなどムダを削ることができなかった民主党には、ゼネコン献金、原発マネーなど、企業・団体献金を受け取っていることなど、そもそもムダを削るというよな政治姿勢がなかったこと、ここを正してこそ、本当のムダ削減ができることや、今度の提言では、経済改革をおこなうことを同時にすすめて、パイを大きくすることで、財源を生み出そうと提案していることなどを紹介しました。

 話は、若者の消費動向から気質、株主資本主義のあり方など、多岐に渡りました。

 稲美町では、古谷博町長と懇談。消費税増税の影響をお聞きすると、「消費税は、子どもからも取るしねえ。せめて生活に最低必要なものにはかけるべきではない」と。
 同町では住宅リフォーム助成をおこなっており、好評で今度の予算で拡充を決めたばかり。「消費税が上がったらサラリーマン家庭はマイホームを建てようとなるでしょうか。若い世代に負担を強いてはいけない」とも。

 同町ではまた、中学校給食の実施に向けた施策もはじめており、ちょうど前日の小学校の卒業式で、町長は児童に向けて「あなたたちが中学校在学中には給食をはじめます」と表明したとか。同町の給食はJAなどの協力も得て、地産地消に力を入れ、農林水産省が主催する「地産地消給食等メニューコンテスト」で4年連続、近畿農政局長賞を受賞したそうです。
 この給食もいったん民営化したものの、直営を望む父母の声を受け、町長選挙で「元に戻す」と公約した古谷町長が当選し、再び町直営に戻したといいます。それが誰もがおいしいと評判の給食を生み出しているのです。それがまた生産者の意欲にもつながっています。

 また同町では地元の企業が堅調で、法人税収が伸びているといいます。地域防災でも地元企業が多大な貢献をしているとのことで、地産地消の給食の話といい、地場産業が元気でこそ、内需拡大、経済成長の道が開かれるし、税収も実際に増えるということを実感しました。

 この他、町長とは選挙活動についてやマスメディアについてなども大いに話になりました。

 同時に3日間通じて、民主党への失望と、自民党の支持基盤の崩れの凄まじさも実感しました。われわれががんばらなければ。