月末から次男がロタウィルスで入院してちょっと家の方が大変でした。年度末で長男は、保育所修了、小学校入学とはじめての学童保育へということで、ドタバタとしておりました。今日にも次男は退院できそうなので、落ち着くといいのですが・・・。
 今日は、伊丹市へ入り、「消費税大増税ストップ! 社会保障充実、財政危機打開の提言」をもって、伊丹市の社会福祉事業団、商工会議所、商店連合会などを訪問し、懇談しました。
 吉見明彦衆院兵庫6区予定候補、上原ひでき市議とご一緒しました。
 伊丹市商工会議所の歌崎秀夫専務は、冒頭「消費税はいずれはあげんとあかんと思うけど、いま増税したらあかんやろ」とおっしゃり、意気投合。「私たちは『ゆくゆく』も消費税に頼らない財源づくりを提案しているんです」というと、「ホンマにできるんか」「ほな、読ませてもらうわ」と。
 また、景気回復には内需拡大が大事だとして、経済改革の柱として、正規雇用を増やすことや賃金を引き上げること、大企業に中小企業との公正な取引を行わせることなど、ルールある経済社会を目指していることを伝えると、「あんな派遣みたいなものはなくさなあかん」「もっと正社員を増やさんといかん。けっこう、共産党と言うてること近いやろ」とも。

 荒木宏之商店連合会長は、「まちなかバル」と称する飲み歩きイベントで街の活性化をはかっていることなどを紹介されました。その中心街にある「白雪」を製造する小西酒造の本社の撤退が話題になりました。そこで、私からは、兵庫県がパナソニックに莫大な補助金を出しても、まともな雇用もなく、数年で撤退してしまうなど、「大企業呼び込み型」が破綻していること、かたや稲美町でお聞きした地元の中堅企業が堅調で法人税収が増えていることなどを見ても、事業所数で9割以上、雇用で7割を支え、地域に根を張って頑張っている中小企業を支援する政治が大事だと訴え、提言が示す内需拡大策も紹介しました。

 伊丹市社会福祉事業団では、奥田利男理事長が応対してくれ、諸制度ができる前の25年前から、介護や障害者福祉の事業をおこなったきた歴史や、国の制度ができるたびに、利用できる枠が狭められた実情も訴えられました。

○鰺坂真、牧野広義ほか著『マルクスの思想を今に生かす』(学習の友社)、鰺坂真著『ドイツ古典哲学の本質と展開』(関西大学出版部)を読む。
 前書は、マルクスの思想の形成過程など、鰺坂論文、牧野論文をとりわけ興味深く読みました。その問題意識から、ちょうど書店で見つけた後書を読みました。70年代から最近までの著者の論文を集めたものですが、ヘーゲル哲学の全体像、特徴をつかむのに格好の本だと思いました。
 特に論文「ヘーゲルにおける『概念の自己展開』」は、ヘーゲル哲学のわかりにくさのおおもとでもある、現実の過程と思考の過程との混同と、「概念の自己展開」という叙述の形式に光をあて、解明されており、難解さを乗り越える手助けになるものと思いました。注にはこの論文は「未完」とあり、続きがあるなら読んでみたいものです。
 また、論文「社会契約論とヘーゲル」は、ヘーゲルが個人と国家との関係をどう捉えようとしていたのかを、法哲学からだけでなく、ヘーゲル論理学の骨格から捉えようとしており、非常に学ばされました。