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 今日は伊丹で山下よしき参院議員を招いての演説会でした。吉見秋彦衆院兵庫6区予定候補とともに訴えました。
 今日の演説会にむけ、この数日は、伊丹、川西で街頭演説や団体訪問などの日程でした。

 山下さんは、「消費税大増税ストップ! 社会保障充実、財政危機打開の提言」の特徴と中身を紹介したうえで、原発再稼働を許さず、自然エネルギーへの転換をと訴え、国会でとりあげた橋下・大阪維新の会の「思想調査」問題など、民主主義をこわす政治と正面から対決する日本共産党の値打ちを語りました。

 元気のでる話に会場を後にするみなさんの表情が明るい。私にも「今日はええ話やった」「この前の堀内さんの話で娘ががんばりだした」という嬉しいお話も(その娘さんもこられてました)。
 引き続きがんばっていきたいと思います。

○ナオミ・クライン著『ショック・ドクトリン』(岩波書店)を読む。
 副題に「惨事便乗型資本主義の正体を暴く」とあるように、クーデターや戦争、災害などを契機に、利益を貪るシカゴ学派・「新自由主義」の本質をあますところなく明らかにしています。
 1970年代のチリのクーデターをはじめとする南米から、イギリスのサッチャー政権、「連帯」率いるポーランドの顛末、中国の天安門事件、アパルトヘイト後の南アフリカ、ソ連崩壊後のロシア、アジア通貨危機、イラク戦争、スマトラ島沖地震・津波災害、ハリケーン・カトリーナ、セキュリティ国家としてのイスラエル・・・と、この数十年の世界の激動のなかで、そこには「惨事」に乗じて飽くなき利潤追求に走る「新自由主義」の経済政策が一貫して存在していることを、膨大な取材と調査によってあとづけられていて圧巻です。
 とりわけ、イラク戦争を契機に、アメリカの従来の「軍産複合体」が、軍隊までもが「民営化」され、戦争から停戦、復興、セキュリティ、医療に至るまで、あらゆる過程で、国民の税金や一国の経済を食い物にしていく「惨事便乗型資本主義複合体」ともいうべき体制が築き上げられている様は、ゾッとするほどです。
 同時に、終章ではそうした動きに対抗する人民のたたかいが、ベネズエラをはじめとする南米で、またレバノンで、スペインで、タイで起こっていることが紹介されており、希望が語られています。阪神・淡路大震災からの復興で、私たちがよく口にしていた「復興はたたかいだ」との言葉を裏付けるような世界の動きに、たたかってこそ明るい未来、希望ある未来は開かれることを確信にしていきたいと思います。