今日は、日中、三田市で党勢拡大の行動でした。
 途中、雷雨に見舞われましたが、「職場で昼休みに新聞を読むことすら、はばかられるような雰囲気」と、「維新」系の首長のもとで自治体職場がどう変わってきているのかを当該職員の方からお聞きすることもできました。
 夜は、全日本教職員組合(全教)などが主催するいじめ問題のシンポジウムに参加しました。

 大津でのいじめ自殺事件をうけて、関係者の真剣な模索があることがよく分かりました。

 いじめの問題は、何より、子どもの命を一番大切にして、学校や行政、地域社会がどう立ち向かってゆくかということが大事だと思います。被害者の命と人権を守ることを最優先にするとともに、まわりの加害者、傍観者と言われる子どもらに、そのことの重みを伝え、彼らも抱えている心の傷を癒すことをも含めた教育的な援助が必要です。警察の介入や厳罰的な対応だけでは、その“事件”は解決したとしても、なぜいじめが起こるのかというところまで掘り下げ、いじめを防止するために必要な手立てをとることを、かえって難しくしてしまわないかと思いました。これではかえって陰湿化するだけで、いじめはなくなりません。子どもらの中にこそ解決の力があり、それを引き出すという観点が大事だと思います。

 過度な競争教育など子どもたちへのストレスは相当なものです。点数や偏差値でしか評価されない教育を受けつづけ、自己肯定感がつちかわれないままで、自分や他人の存在や命の大切さをどれだけ思いやることができるでしょうか。先生も多忙で一人ひとりのこどもと向き合う時間が圧倒的に少なかったり、教師集団が共同して力を合わせることも難しくなっています。また、経済的な困窮といった家庭環境やそれを生み出した社会背景など解決すべき問題も多くあります。

 同時に、今回のマスコミの激しいバッシングをみてもおとな社会自体が、大変な“いじめ社会”といった状況ですし、厳しい競争社会、自己責任を負わされるなかで、子どもの社会だけが健全なんてありえません。
 政治や社会そのものもよくしていくことも求められています。問題は複雑ですが、ゆるがせにはできません。真剣な(かつ冷静な)国民的討論が必要だと強く感じたシンポジウムでした。