今日は、近畿いっせいの宣伝を、恒例の三ノ宮駅前でおこなった後、神戸市中央区内を、筒井哲二朗衆院兵庫1区予定候補とともに宣伝。午後には「原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会」の一員として、兵庫県に対して、大飯原発再稼働の中止と原発ゼロへの決断を政府に求めるとともに、兵庫県の防災計画に原発事故時の対応を加えること、自然エネルギーの普及の推進などについて、担当部局の方々と懇談。
 夜は、奈良は大和高田市へ行き、奈良3区の演説会へ。豆田よしのり衆院奈良3区予定候補とともに訴えました。同市は、昨年の県議選で、太田あつしさんが定数2の壁を打ち破って、初の党議席を得たところでもあります。この太田さんは、先の参院選の奈良選挙区候補としてともにたたかった“仲間”でもあります。「よう分かる話やった」「最初から最後まで引き込まれた」などの感想もいただき、ホッとしました。心地よい疲れをともなって電車に乗り、帰宅すると、時計はすでに午後11時前に。やっぱり近畿は広いです。
 兵庫県との懇談では、担当の参事は、「原発依存度を下げていく。さまざまな電源によるベストミックスで」とか、「関西広域連合として、再稼働は夏限定だとは合意していない。あくまで国が定めた暫定的な基準にもとづく限定的な再稼働であり、国には新しい基準をつくり、再審査を求めている」などと説明されました。

 私からは、「知事が“この夏、大飯を再稼動していなかったらどうなっていたのか”といった発言をしていると漏れ聞こえてくるが(例えばここ)、それは県の公式見解ではないということか」「新しい基準をつくって再審査が必要だというのなら、今の暫定的な基準は不十分だということではないか。そうであるなら県民の命を守る県行政の役割として、再稼働の中止を求めるべきではないか」とお聞きしました。

 県側からの回答は、「知事がどういう発言をしたのかは分からないのでなんともいえないのですが…(私が、再稼働の判断の基準は、「電力需給」ではなく、「安全」だということかとただすと)そうです」と。
 基準が暫定的であることについては、「暫定的といっても、専門家が安全を判断をしている」というので、私からは再度「福島の事故の全容もまだ明らかになっていないなか、何が安全か定かではない。県の理屈としても、福島の知見を踏まえた新しい基準ができ、そのうえで審査もおこなわれるということでないと動かせないではないか」と指摘をしておきました。

 防災計画の問題では、「県独自にシミュレーションをおこなう」とのこと。私からは、「そもそも再稼働を中止し、原発ゼロにしてこそ、リスクは回避できるということは大前提だが、県独自にシミュレーションをおこなうことは評価したい。それはどういうタイムスケジュールでおこなうのか。また中央防災会議のように、最大限の被害想定をおこなって、対策をしっかりと検討すること、必要な問題を国にも提起をすること」を要望しました。県によれば、ここ1、2年のあいだにまとめたいとのことでした。

 「原発なくす兵庫の会」の代表の津川知久兵庫労連議長もおっしゃっていましたが、政府が少なくとも2030年代までには「ゼロへ」と言い出しています。2030年代といえば2039年までなので、遅すぎて、決して褒められた話ではありませんが、まがりなりにも「ゼロ」を口にしだした国に対して、兵庫県は「依存度を下げる」「ベストミックスで」と、「ゼロ」にも踏み出そうとしていません。大変な遅れだといわなければなりません。
 原発は即時ゼロへ、がんばっていきたいと思います。