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 夢前の産廃建設をめぐって大きな住民運動がおこっています。これまでもたびたび取り上げてきましたが、今日は、姫路市と兵庫県へ、違法行為を繰り返す業者には厳しい行政処分をと申し入れにいきました。
 金田峰生参院兵庫選挙区予定候補と、杉本ちさち県議、姫路市議団のみなさんとともに。
 この間、姫路市は、業者に対しては、厳しい行政処分ではなく、原状回復などを求める行政指導をおこなうにとどまっています。

 なぜ、厳しい処分をおこなわないのかと問うと、「処分にして会社をつぶしてしまうと、違法状態の廃棄物の回収ができなくなってしまう」「業者をつぶさないよう、しかし、違法行為は行わせないようにやっていきたい」との答弁。

 しかし、環境省が出している行政処分の指針には、「業者が、…重大かつ明白な違法行為を行っているにもかかわらず、原状回復責任を全うさせること等を理由に許可の取消処分を行わず、事業停止処分等にとどめる事例が見受けられるが、当該運用は、不法投棄等の違反行為を事実上追認するものであり、適正処理を確保するという許可制度の目的及び意義を損ない、産業廃棄物処理に対する国民の不信を増大させるものであるばかりか、違反行為による被害を拡大させかねないものであることから、著しく適性を欠き、かつ、公益を害するものである。したがって、こうした場合には、躊躇することなく取消処分を行った上で、原状回復については措置命令により対応すること」と明白に書かれています。

 現に姫路の場合も、業者は問題が指摘されれば「原状回復さえすればいい」と言わんばかりに、違法行為を繰り返し(1年間に15回も姫路市は行政指導を繰り返しています)、加西市に遺棄した廃棄物は、早期に撤去を約束したにもかかわらず、5年以上たってなお、片付けられていません。
 こんな状態を放置して、なお「原状回復云々」を理由に、業者に厳しく迫らないというのは、環境悪化などを「未然に防止する」とした指針の精神に反するものだといわなければなりません。

 指針のこの文章を指摘すると、姫路市の担当者は絶句していました。重ねて、指針どおりの対応を厳しく求めました。