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 国会は、本会議での代表質問に続き、予算委員会の質疑が始まり、予算審議が本格化してます。
 そんななかで昨日は、衆議院第1会館で、司法修習生への給費の復活を求める院内意見交換会が、日本弁護士連合会の主催でおこなわれ、私も参加しました。
 司法試験を合格すると、1年間の司法修習の期間があります。その期間に、修習生として、弁護士業務のみならず、検察、裁判所と法曹の全体について、修習が行われます。従来はその期間の給与が支払われていましたが、2011年から貸与制になってしまいました。
 その期間、もちろんアルバイトなどはできません。修習先によっては引っ越しも当然必要です。その期間、平均して300万円ほどの借金をしているのが現状です。大学や法科大学院から奨学金を借りていようものなら、600万円から800万円以上もの借金を抱えることになってしまいます。
 こうしたもとで、「倹約しなければならず、必要な本も十分に買えない」「負担の大きい遠方の勉強会などは参加をためらってしまう」など、修習にも大きな影響を与え、なかには司法試験に合格しながら、負担の重さから修習を辞退する深刻な例もうまれています。
 この集会でも、貸与のもとで修習を終えた方や、学生の方が訴えていましたが、お金のあるなしで司法を志す若い担い手が、その道を断念せざるを得ないことは、社会全体の損失です。法曹という仕事の社会性や公益性を考えれば、社会全体で支えることは当然で、給費の復活が必要です。

 集会には、自民党から共産党までの会派から35人の国会議員が出席、秘書などの代理出席は101人、メッセージは105通の国会議員から寄せられたと報告されました。

 兵庫県弁護士会の武本夕香子会長も会場にお見えで、終了後ご挨拶させていただきました。