昨日、今日の2日間、厚生労働委員会での質疑にたちました。
 昨日は高橋千鶴子議員と30分ずつ。今日は、参考人質疑で20分。

 昨日の審議の様子の動画はこちら。


 今日の参考人質疑の様子はこちら
 鷲見弁護士の陳述もぜひご覧ください。
 事業所で派遣受け入れ期間を延長する際、派遣先の過半数労働組合等から意見聴取が必要になりますが、今日の審議で、改めて何の歯止めにもならないことが明らかになりました。

 労働者代表が異議を唱えても「説明」すれば派遣先企業の意向が通ります。労働者代表が意見聴取を拒否しても、派遣先企業が意見聴取の履行を怠ったとは考えられないことから、義務違反になりません。結局は意見聴取を義務付けたといっても、それは「努力義務」と同じです。

 また、労働組合の組織率は2割弱。その他の職場での労働者代表の選出方法は、約3割が「会社の指名」、1割強が「社員会や親睦会代表が自動的に過半数代表に」というものです。
 政府は民主的な手続きで選んでもらうというのですが、投票のほか挙手でもよく、これでは会社の意をくんだ結論になる傾向は強まるばかりです。

 キャリアアップについても、「正社員化を含む」といいながら、条文にはどこにも書いていません。だいたい、キャリアがあっても正社員になれる保証はどこにもありません。
 製造現場で製品の不良率を30%から5%に減らすなど抜群のスキルをもっても、派遣で働き続けた労働者の例を示しましたが、政府の答弁は、「レベルアップすることで正社員への近道になる」としか言えませんでした。

 今日の参考人では、わが党推薦の鷲見賢一郎弁護士や派遣ユニオン書記長の関根秀一郎さんが、今回の法案は、労働者保護どころか、生涯派遣を押し付け、正社員をゼロにするものだと厳しく批判しました。